2008.06.21 Saturday
秋葉原無差別殺傷事件で思うこと
秋葉原で起こった無差別殺傷事件について、事件発生以来様々な報道がされています。
犯人の性格、生い立ち、家族関係など、事件に繋がるどのような背景があったか?また事件のきっかけとなった直近の出来事は何か?
今回の事件では犯人の携帯サイトへの書き込みが明らかになったこともあって、事件直前の心境がかなり詳細に見て取れます。
犯人の事情が分かったところで一切同情する気にもなれませんし、「こんなくだらない男の犯行に自分の家族や友人が巻き込まれたら?」と想像するだけで怒りが湧いてきます。
僕が犯人のことを「くだらない」と思うのは、何も学歴や職歴を見て思うわけではありませんし、ましてや犯人自身が卑下している「ルックス」や「彼女ができないこと」などを見て思うわけでもありません。
彼は「わざわざ」自分の現状や過去についての「マイナスな側面」に注目し、自分の中でそれを強化し、加速化して「わざわざ」起こさなくてもいい事件を起こしたように思うのです。
その心のあり様が「くだらない」のです。
以前ベトナム人の留学生から「友人の在留資格の事で相談したい」といわれ、会って話したことがあります。
彼の友人について、相談内容に答えた後しばらく世間話をしていました。
彼の日本語は完璧とは程遠いものの、言いたいことの要旨は分かるしこちらの話も7割くらいは理解している様子でした。
彼が話の中で熱っぽく語っていたのは「いかに日本とベトナムの間でビジネスチャンスがあるか」という事でした。
「日本とベトナムの間をつなぐことで多くのチャンスを手に入れることができる」
「自分は少しでも早く事業家になって、こんなビジネスをやりたい」
「まずは日本の企業で働いて経験を積みたいし、日本の友人を多く作って仕事上もパートナーシップを組んでやっていきたい」
などなど彼の話の内容はそれなりに具体性もあって、何より自分の家族関係、友人関係も含めポジティブな面をうまく強調してアピールする事が非常にうまいなと感じました。
客観的な状況をいえば、彼はこれから就職先を探す時期だったので社会的な実績はゼロですし、今の生活自体も楽ではなく、自分の計画を実行するまでには多くのハードルがあります。
またうまく起業できたとして、成功するかどうかはわかりません。
それでも彼の話をひと通り聞いたことで、僕は興味を持ったし紹介できる話のひとつもあれば、紹介してもいいかなとは思いました。
何が言いたいかというと「自分の現状のプラスの面をとらえるか、マイナスの面をとらえるかによって未来の現実が変わる」のではないかという事です。
ベトナムの彼はこれからも会う人会う人に「ちょっとこいつに協力してやろうかな」と思われながら生きていき、実際に大きなチャンスを呼び込むかもしれません。
一方で秋葉原の犯人は、自分の愚痴や過去に対する恨み事を携帯サイトに書きつづり、ついには自分で書いた殺人予告に引っ込みがつかなくなって、これ以上ない最悪の状態に自分を追い込んでしまいました。
「思い続けていると実現する」とよく自己啓発の本なんかに書いてありますが、悪い意味でまさに「念じ続けて実現させてしまった」のだと思います。
本当はいくらでも違う未来があったはずなのにです。
事を起こした今となっては犯人に何の同情もできません。
被害に遭われた方、そのご家族の気持ちを察するばかりです。
犯人の性格、生い立ち、家族関係など、事件に繋がるどのような背景があったか?また事件のきっかけとなった直近の出来事は何か?
今回の事件では犯人の携帯サイトへの書き込みが明らかになったこともあって、事件直前の心境がかなり詳細に見て取れます。
犯人の事情が分かったところで一切同情する気にもなれませんし、「こんなくだらない男の犯行に自分の家族や友人が巻き込まれたら?」と想像するだけで怒りが湧いてきます。
僕が犯人のことを「くだらない」と思うのは、何も学歴や職歴を見て思うわけではありませんし、ましてや犯人自身が卑下している「ルックス」や「彼女ができないこと」などを見て思うわけでもありません。
彼は「わざわざ」自分の現状や過去についての「マイナスな側面」に注目し、自分の中でそれを強化し、加速化して「わざわざ」起こさなくてもいい事件を起こしたように思うのです。
その心のあり様が「くだらない」のです。
以前ベトナム人の留学生から「友人の在留資格の事で相談したい」といわれ、会って話したことがあります。
彼の友人について、相談内容に答えた後しばらく世間話をしていました。
彼の日本語は完璧とは程遠いものの、言いたいことの要旨は分かるしこちらの話も7割くらいは理解している様子でした。
彼が話の中で熱っぽく語っていたのは「いかに日本とベトナムの間でビジネスチャンスがあるか」という事でした。
「日本とベトナムの間をつなぐことで多くのチャンスを手に入れることができる」
「自分は少しでも早く事業家になって、こんなビジネスをやりたい」
「まずは日本の企業で働いて経験を積みたいし、日本の友人を多く作って仕事上もパートナーシップを組んでやっていきたい」
などなど彼の話の内容はそれなりに具体性もあって、何より自分の家族関係、友人関係も含めポジティブな面をうまく強調してアピールする事が非常にうまいなと感じました。
客観的な状況をいえば、彼はこれから就職先を探す時期だったので社会的な実績はゼロですし、今の生活自体も楽ではなく、自分の計画を実行するまでには多くのハードルがあります。
またうまく起業できたとして、成功するかどうかはわかりません。
それでも彼の話をひと通り聞いたことで、僕は興味を持ったし紹介できる話のひとつもあれば、紹介してもいいかなとは思いました。
何が言いたいかというと「自分の現状のプラスの面をとらえるか、マイナスの面をとらえるかによって未来の現実が変わる」のではないかという事です。
ベトナムの彼はこれからも会う人会う人に「ちょっとこいつに協力してやろうかな」と思われながら生きていき、実際に大きなチャンスを呼び込むかもしれません。
一方で秋葉原の犯人は、自分の愚痴や過去に対する恨み事を携帯サイトに書きつづり、ついには自分で書いた殺人予告に引っ込みがつかなくなって、これ以上ない最悪の状態に自分を追い込んでしまいました。
「思い続けていると実現する」とよく自己啓発の本なんかに書いてありますが、悪い意味でまさに「念じ続けて実現させてしまった」のだと思います。
本当はいくらでも違う未来があったはずなのにです。
事を起こした今となっては犯人に何の同情もできません。
被害に遭われた方、そのご家族の気持ちを察するばかりです。
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